ヤスコです。
2021もあとわずかですね。
今年も昨年に引き続き、コロナ、ワクチン、マスク、新しいウィルルスなどなどに翻弄されましたね。
そんな中、みなさま、それぞれの一年を過ごされていると思います。
私は、ここ最近、言葉について、自問自答する日々が続いていました。
子供の頃から話すことが苦手で、言葉というのは私にとって永遠のテーマです。
「ダブルバインド」はご存知ですか?
「ダブルバインド」とは日本語で「二重拘束」を意味します。(アメリカの精神科医グレゴリー・ベイトソンが提唱)
例えば親が公園で遊んでいてなかなか帰ろうとしない子どもに対し、「勝手にしなさい!」と言う場面があります。言葉どおりにとらえると「遊んでいていい」ということですが、その通りにすると怒られてしまいます。言葉の裏には「もう帰りますよ!!」という真逆の意味が潜んでいるのです。
他にも例はたくさんあります(興味がある方は調べてみてくださいね)
言葉を発する時、私たちは無意識に相手をコントロールしようとしている時があります。
私たちイントラは、インストラクションを通じて、みなさんに様々なことをお伝えしています。
教える=コントロール、という一種の形なのですが、それになんとなく違和感を感じていました。
自分の伝えたいことを伝えようとすればするほど、違和感が生じるのです。
先日、レッスンをしていて、言葉が湧き上がってきました。呼吸が内側から湧き上がってくるように。
ふと、意図せずに湧き上がってくる言葉は、自分にピッタリと当てはまりました。
何のコントロールもなく、ただただ純粋な言葉は、自分自身をジーンと温かくしてくれました。
なんだろう、この感覚。。。
「教える」と「伝える」の違いを感じた一瞬でした。
この感覚を言葉にしようとしても、なかなか言葉にはならず、結局は感覚や体験になるのですが、 きっと、みなさんにも伝わったのではないかなあ〜。伝わっているといいなあ〜。
2022年はこの感覚を磨いていきたい!!
ヨガのポーズは、毎回同じことをしていますが、そこには多くの教えが潜んでいます。
自分で感じる違和感や問題意識こそが、自分を成長させてくれます。
違和感を持ち続けるのって結構しんどいですが(苦笑)
そこに居続け、感じ続けることからのプレゼントは、かけがえのない大きなものですよ。
ヨガ、ぜひぜひ続けてくださいね!!
Merry Christmas♡