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オリンピックとフロー

オリンピック、東京2020が今まさに開催中ですね。

(写真は、高尾山に五輪モニュメントが設置されている様子です)

 

開催について、賛否両論あると思いますが、連日テレビを見ては応援をしています。

 

国別対抗のオリンピックを通じて、世界(地球全体から!!)多くの人々が集まり、自分のベストを尽くす姿は、やはり心を打たれます。

 

選手を応援していると、その選手と同じ状況になってきますね。

勝ったら嬉しい!負けたら悔しい!

 

自分にとって、メリットもデメリットもないにも関わらず、その人との境界がなくなり一つになっていきます。

 

スポーツの世界では、フローの状態があるとよく言われています。

 

①最高に集中した状態

②集中しているが、リラックスしている状態

③幸福感に満たされている状態

 

試合後のインタビューで、選手が「楽しかったです」と言っているのをよく耳にしますね。

 

このパフォーマンスをしたら成績が上がるとか、メダルがもらえるとかも考えず、

ただ、今できることを精一杯やっている。

まさに、フローな状態なのですね。

 

 

ヨガのフローでは、呼吸に合わせて身体を動かしていきます。

その時に、「ここをこうすればいいはず」とか「もっとこうしなきゃ」などと考えながらやると、心地よさへ繋がりにくくなります。

自分の我(エゴ)に気づいたら、それを捨て、ただその動きや形で呼吸をすることが、

自分自身を良好な状態へ、導いてくれます。

 

呼吸をできるだけ柔らかくし、

皮膚を柔らかく感じ、

空気を柔らかく感じ、

自分と外界の境が無くなった時、

 

我(エゴ)を超えているのかもしれません。

 

 

がんばれ、ニッポン!!!

 

by YASUKO