スタジオオーナーのヤスコです。
先日の夕暮れ時、東から西の方向へ甲州街道を車で運転していました。
途中、大きな夕陽が力強く輝き、どんどん沈んでいくのを見ました。そして、あの太陽はまた明日、東の空から昇ってくるのだな〜と、当たり前のことをしみじみと感じました。
今年もあと1ヶ月と少し。
今年はコロナ禍という状況で、誰もが不安になり、苦しみ、悩みました。
でも、あの太陽を見たら、何があっても明日はやってくるのだと実感し、
そうしたら、前へ進むしかないのだな、と何か決意のような感覚が、ふと湧いてきました。
今年の夏は、いつもの夏祭りが中止となりました。
神輿を担ぎ、振る舞いを用意し、地域の方が一丸となって成功させる夏祭り。
いつも当然のようにあるべきものが無い。。。
そこはかとない虚無感を感じました。
ぽっかりと穴があいたような。。。
そもそも、日本のお祭りは、自然と神様に感謝し、生きることを喜び、コミュニティを育てるために行ってきたのもの。
コロナでお葬式も自粛されていますが、ご葬儀は故人の冥福を祈って弔うと同時に、疎遠な家族親戚、友人などをもう一度繋げ直すという役割もあるのではないかと思いました。
学校などでの行事が、軒並み中止されていますが、それにより子供達の成長が見られないという話も聞きます。
当然のように行っていた行事には、実は深い意味があるのだと気付かされます。
また、先日、お寺で1日を過ごすリトリートへ参加させていただきました。
静かな空間の中、少人数ではありましたが、人が集い、同じ方向を向いて何かをすることに、とても満たされました。
人という生き物は、自分だけでは生きられないのでしょう。
私は何故ヨガをしているのか?
もう一度、自分自身に確認しています。
この先、どのような世の中になっていくのかわかりませんが、ヨガや瞑想を通じて自分の直感が磨かれ、その感覚を大切にすることが、前へ進んでいく道となるのかもしれません。
2020.11.19ヤスコ